セミナー(第2部)

専門家(メーカー)からの提案

2、学校ライブ映像配信システム(Webカメラ・ADSLによる学校映像配信)

ティービーアイ
営業部の菊池一彦課長

私どものご提案する学校の監視システム、まず機器の概念を説明させて頂きます。
ブロードバンドの社会がまもなくやってきます。日本全国で高速デジタル回線のインフラ整備が進んでいますが、私どもはWebカメラを使って、カメラ映像をこの高速デジタル回線に載せて、学校を監視していこうというシステムです。デジタル回線に載せて毎秒約10コマくらい、基本的に画像をインターネットで持ってきますので、、動画をリアルタイムで何処からでも地球の裏側からでも見る事ができます。スクリーンでお見せしている画面は、弊社の現在のライブ映像です。この会場はLANの環境がないものですから、PHSのカードをつないでパソコンにつないでインターネットに入って映像をとっていますので動きが遅くなっています。
ではこのシステムがなぜ学校のセキュリティにどうマッチしているか、その本題に入っていきます。
群馬県のある自治体で、その自治体独自の高速ブロードバンドで市内の公共性の高い映像を配信していくという企画が進められ、私どもがWebカメラを使ってシステムの提案をしてきました。このたび、池田小学校の不孝な事件が起きてすぐ、市長さんからブロードバンド環境でIPとセキュリティを一緒にしたシステムはできないだろうか、と言うご要望がありました。この要望に沿って私どもが提案したのが次に紹介する学校ライブ映像配信システムです。
開かれた学校を目指して地域の人が自由に学校に出入りできることを学校は目指してきた訳ですが、事件の教訓を生かすためにも、今後どうするか。地域の目で学校を見る、監視カメラの画像をライブでみんなで学校を見て行こうということです。

基本的なシステム例

Webカメラ1台にサブカメラ3台(4画面)をつないだ場合のシステムでは、職員室の窓際にWebカメラを設置し、ガラス越しに校庭の映像を撮影します。3台のサブカメラを例えば校門、玄関、グランドなどに配置します。
ブロードバンド(ADSL)のインターネット経由で、学校の4画面ライブ映像を誰でも何時でも見ることができます。ご家庭や職場ではカメラを切り替えてお望みのカメラ映像にアクセスできます。
また、ユーザーIDとパスワード認証で映像にアクセスできる人を限定することも可能です。
学校の中でも見れるし、学校以外の地域でも見れると言う事です。
基本システムは工事費は約40万円、全体で100万円程度と考えています。
今回導入の際に教育委員会から、職員室では常時見ていたい、普通のモニターテレビで見たい、記録したい、と言う要望もでました。オプションですがもちろんできます。また、私どものカメラでセンサーをキャッチして人が通った時のみ、静止画を撮って配信するという機器もあります。
また、群馬県で進めているシステムでは警備会社もジョイントして各教室に押しボタンの警報装置、校内4個所にパトライトとサイレンを配置するシステムも提案されています。

今回のご提案は高速ブロードバンド社会のIT化の中で学校がどのように地域に情報を発信していけるか、あわせてセキュリティの面でも貢献できるか、その2面性を兼ね備えたシステムである事をご理解いただきたいと思います。

(8月10日号より)

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