ユビキタス技術で子どもを守る 第7回

タイムレコーダで通塾も安心/テクノ・セブン/アイサンテクノロジー

塾への行き帰りは、通学路より長い距離を子ども一人で通う場合も多く、保護者は通学路以上に、子どもの安全に関して不安を抱えている場合が少なくない。アイサンテクノロジーが開発、テクノ・セブンが販売している「Mama@Mail」は、大手学習塾に導入し、子どもの通塾の様子をリアルタイムで提供している。
この学習塾では、以前はタイムレコーダーで、子どもの入室・退出時間をタイムカードに打刻。このカードを保護者に提出することで通塾の証明としていた。ところが、子どもを狙った犯罪の増加に伴ってリアルタイムでの子どもの行動把握のニーズが高まったことから、既に製品化していたグループウェアを改良。インターネットを通じて保護者にリアルタイムで通知するシステムを開発したという。 システムの特長の一つが、塾の講師や従業員が利用しているタイムレコーダーを、読み取り機として利用できる点だ。子どもに生徒証を兼ねたIDカードを持たせ、テクノ・セブン製タイムレコーダー「STR7500」にIDカードをかざすと、入退室を保護者にメールで知らせることが出来る。
過去の出席状況はPCから確認できるなどデータ管理も可能。グループウェアにこの機能が内蔵されているため緊急時のメール連絡もできるほか、連絡帳、回覧やメール機能の活用によって、子どもの安全を強化するコミュニケーションツールとしても活用できるなど、塾と保護者とのコミュニケーションを円滑にすることにも役立っている。
費用は、タイムレコーダーが14万8000円、カード1枚1000円、システム初期設定費5万円、月額利用料1校2万円からと、保護者負担が無いように、月額費用を低価格に抑えている。
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(2007年8月25日号より)

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