ユビキタス技術で子どもを守る 第6回

通話先限定で安心利用/ウィルコム/トヨタ

  kodomo070810.JPG ウィルコム(東京都港区、喜久川政樹社長)のPHSネットワークを利用した、子どもの安全確保に関するサービス「安心だフォン」は、3つのキーにそれぞれ電話番号を登録することで、簡単に相手先に電話をかけることができる。通話先が3カ所に限定されるため、不要な通話が防ぐことができ、安全・低料金で利用できることが大きな特色だ。110番と119番は登録しなくても発信可能で、着信はどこからでも受けられる。難しい操作が困難な子どもでも簡単に利用できる。
 発信先3件に加えてEメールの利用が可能で、利用規制もできる。ブラウザは搭載していないため有害サイトへのアクセスの心配もない。防犯ブザーも搭載している。
さらに、位置情報などを提供するロケーション(東京都港区、酒田義矢社長)のサービスを利用し、携帯電話やパソコンのインターネットで子どもの位置を確認できる。インターネット環境が無い場合にも、オプションのコールセンターを利用すれば、電話でオペレーターが代行検索することも可能だ。
 子どもの安否確認など、登下校や塾などの行き帰りの安全確保に利用できる。また、学校で教室や職員室に設置したり、教職員が身につけ、非常時の連絡用にも適している。
 この「安心だフォン」をベースに、トヨタ自動車(愛知県豊田市、渡辺捷昭社長)が付加機能を追加したサービスが「ぴぴっとフォン」。「安心だフォン」の基本機能に加え、トヨタ自動車の提供する位置情報サービス「ここだよナビ」が利用でき、au(KDDI)の携帯電話とPCの画面上に、「ぴぴっとフォン」の所在地が表示される。
 さらに、防犯ブザー鳴動時に発信する警報通知システム「ぴぴっとコール」が利用可能。防犯ブザーが鳴動すると、事前登録した3カ所の発信先に対して、「防犯ブザーが鳴っています」と、メッセージを送信する。<

(2007年8月10日号より)

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