ユビキタス技術で子どもを守る 第5回

不審者情報通知で危険回避/NTTコムウェア

 NTTコムウェア(東京都港区、今井郁次社長)が提供する「子ども安全安心ソリューション」は、ICタグを子どもに持たせ、登下校時に校門や自宅の玄関などを通過した情報を、携帯電話のメールで、保護者や学校に情報提供するシステム。ICタグを使用しているため、子どもがリーダアンテナから10メートル程度の距離に近づくと、子どもが意識することなく自動的にタグが読み取られる。  校門や電柱などの通学路上のポイントには、リーダアンテナと同社製の「L―Box」を設置。L―Boxは、高さ119ミリ、幅68ミリ、奥行98ミリ、重さ265グラムの小型軽量のボックスだが、イーサネットや無線LANカードなど、各種インターフェース端子を持つLinuxサーバ。監視カメラを接続することも可能だ。
 子どもが各ポイントを通過すると、通過時刻を形態電話網でメール通知するほか、タグIDと通過時刻のログデータを解析することで、子どもの行動履歴情報をWebで提供できる。保護者や学校職員が居場所を知りたいときに、確認することが可能になる。  また、通常の通学ルート以外を通過したり、次のポイント通過までの時間が掛かりすぎる場合にも、メールで保護者や学校に通報する。
 同ソリューションの大きな特長が、不審者情報の提供とアラーム発信。
 子どもの登下校中に、通学路や当該学校区内などに不審者が出現したという情報が発信されると、保護者や学校だけでなく、子どものGPS携帯電話にも、不審者情報を発信する。さらに、子どもが不審者が出現したりしている危険エリアに近づくと、アラームを発して子どもに危険を知らせるなど、危険回避を支援する。  

(2007年7月25日号より)

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