学校・教育施設のセキュリティ特集

富士通

富士通(東京都港区、黒川博昭社長、パブリックセキュリティソリューションズ本部・рO44・754・3625)は、立教小学校と共同で児童が登下校時の際、身につけたRFIDタグを読み取る事で安全を確保するシステムを試験導入しており、全校生徒を対象に拡大する計画。
 同校が導入したシステムは、富士通が開発した「アクティブ型RFIDタグ」(写真)をランドセルに付け、校門に設置したアンテナで読み取ることで児童の登下校時を正確に把握するもの。先生が教室で初めて生徒を確認するのではなく、登校(下校時も)の際、自動的に把握できるため、万が一、事故・事件などの可能性などをいち早く察知できるほか、教職員の労力低減も実現できる。
RFIDタグは10m程度離れていても受信機で情報が読み取れ、更に赤外線センサーと連動させる事で児童以外の不審者も検出できる。また、RFIDタグには個人情報は記録されておらず、紛失しても情報流出は起こらない。
一方、父兄の希望者には登録されたメールアドレスに何時に下校したかを知らせるサービスも行っており、今後は緊急時に一斉連絡するシステムの導入も検討している。
同システムは岐阜県の岩邑小学校でも導入しているほか、他の学校や自治体からの問い合わせも多いと聞く。今後、こうしたシステムを導入する学校は確実に拡大しそうだ。

(2005年2月10日号より)

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