GW目前、緊急警告!

大型連休を狙ったピッキングに注意

今や日本は"戸締まりさえしておけば安心"いう時代ではなくなっている。ここ数年、玄関の錠前を耳かき状の金属棒を使って侵入する「ピッキング」による空き巣被害が急増の一途。警視庁によると、平成13年におけるマンション等の共同住宅を対象とした空き巣狙いの侵入件数は2件に1件がピッキング用具を使用したものと発表。

都内でピッキングによる侵入盗の発生が目立ち始めたのは平成9年頃からで、10年には1000件、12年には実に1万件を超える。あまりの空き巣被害の急増に、住宅の防犯性に対する関心が高まり、13年は4727件と前年比6362件減少。ところが、一時は月100件台まで減少していた発生が、13年8月以降、月400件以上になり、今年も多発傾向にあるため、このまま推移すると昨年を大幅に上回ると注意を喚起する。

これまで犯行時間帯は昼間が大半だったが、最近は薄暮、宵の時間帯に拡大し、発生場所は駅周辺から主要道路沿いにまで及ぶ。犯行対象は高層階から中・低層階にまで拡大し、同一建物での連続犯行から、異なる建物での連続犯行へと移行し、発生傾向が掴みにくくなっているのが実情だ。

警視庁は防犯対策として以下の3点を挙げる。
@耐ピッキング性能を備えた錠前を使用するか、交換
Aセンサーの活用
B不審者の早期発見と110番通報

差し当たり、長期に渡って自宅やオフィスを留守にする5月の大型連休にかけての空き巣被害が懸念される。ピッキング団が横行している事態を認識し、侵入者の上をいく防犯対策を講じる他ない。

(2002年4月25日号)


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