ピッキング昨年比、件数横並び、検挙率2桁落ちこみ

警察庁発表、平成13年度前半期の犯罪統計によれば、平成13年1月から7月までの重要犯罪の認定件数は11,511件(昨年度同期9,205件)で2,205件、25.1%の増加となった。一番多いのが強制猥褻の4,917件、(昨年度3,457件)で42.2%増。次に強盗3,463件(昨年度2,707件)27.9%増である。
一方、重要窃盗犯罪は認知件数246,097件(昨年度235,543件)4.5%の増で、自動車盗37,074件(昨年度30,469件)21.7%増、ひったくりが27,002件(昨年度23,486件)で15.0%増。
ピッキング等による被害の激増で警戒された侵入盗は167,159件、マイナス0.2%でわずかながら減少。住宅対象を含めて昨年度と横這いの発生状況トなっている。
とはいえ、検挙件数と検挙率は重要窃盗犯64,308件26.1%(昨年度81,140件34.7%)で昨年比21.4%減、侵入盗は同じく47,949件28.7%(昨年度63,986件38.2%)で、25.1%減、住宅対象の侵入盗は23,990件27.8%(昨年度34,241件39.6%)で29.9%減になっている。
検挙率が重要犯罪、重要窃盗犯罪、すべてで昨年度より大きく落ちこみ、一番著しいのが住宅対象の侵入盗で約11.8%の二桁台となった。 ピッキングに付いても、一次の激増傾向は収まったが検挙率が落ちこむことにより、犯罪被害はなお拡散することが予想される。

(9月10日号より)

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