5社8機種が型式認定取得

(財)全国防犯協会連合会(全防連、小澤恒夫会長)は、新しい「CP-C」錠型式認定制度を開始した。同連合会は警察庁の委託のもとに、昭和五五年より優良住宅用の錠前について、一定の審査基準のもとに審査し、基準をクリアしたものに、CP(crime prevention)規格として、型式認証番号を与える型式認定業務を実施してきた

住宅の出入口で犯罪を防御するという錠前の性質上、粗悪品であってはならない。ユーザーが安心して導入できる錠前と識別できることからも、メーカー側にも積極的に支持され、CP錠は、優良住宅用錠前として公共住宅や集団住宅に広く採用されて来た。

しかし、平成7年頃より、錠前のシリンダーを特殊な金属の道具で破るピッキング窃盗事件が急増し、このほどCP規格に加えて、心臓部分のシリンダーを審査して基準に達したものについて認定を与える、新しい「CP-C」錠型式認定制度をスタートさせた。

今回が第一回目の認定で5社8機種が型式認定を取得した。

 「CP-C」錠の末尾のcはシリンダーの略。従来のCP錠を補完し、優良の差し替え用シリンダーとして、優良住宅用開きとびら錠等(シリンダー)認定マークがつけられて、ピッキング対策の切り札として推奨される。

 全防連は9月5日、各県防犯協会を通じて各所轄警察署、地区防犯協会に型式認定を受けた[CP-C]錠についてCP-C錠型式認定ニュースを一斉に配布した。

製品についての問い合わせ先は各種メーカーまたは日本ロック工業会(TEL 03・5427・7473)、機器の差し替え、設置などについては日本ロックセキュリティ協同組合(TEL03・3265・0505)へ。

認定の性能基準は次の通り

  1. カギ違い(6つ以上の タンブラー、5000以上の適切な実用カギ違い
  2. 施解錠の耐久性8カギの差込、カギの抜き出しを十万回繰り返すことによって機能に異常を生じないこと
  3. 耐ピッキング性能(専門的な知識を有するものが行うピッキングを三回の試験体についてそれぞれ三回ずつ実施し、解錠に五分以上要すること)
  4. その他(取り付け、取り外し、その他取り扱いについて防犯上支障がないこと

認定の有効期間

 認定を受けた日から三年間


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