サムターンのツマミが空転

先端小型キーの抜き差しで切り替え

ゴール(大阪市淀川区三津屋北2-16‐6、荒瀬清社長、рO6・6309・1271)はこのほど、サムターンのツマミの先端に、小型キーを差し込むことで通常のサムターン、抜き取ることで空転モードに切り替えることができる鍵付き防犯サムターン「TMKサムターン」を開発した。
 同製品は戸建て住宅向けに開発されたもので、CP部品(防犯性の高い建物部品)のドアA種用にも使用できる(既に合格済み)。
A種ドアの場合「(錠のうち)少なくとも1個は、戸に穴をあけて手を差し込んでも、サムターンを操作することが不可能な仕様のサムターンを使用していること」が条件のひとつとなっている。TMKサムターンはツマミ内に同社が新開発した前後スライド式シリンダーを内蔵しており、ツマミ先端のキー挿入時にはツマミがサムターン台座と接続され機能するが、キーを抜くと分断されツマミは空回りするため、仮にドアに穴を開けて内側に手を入れても、サムターンを操作することは不可能となっている。
また、ツマミが正しい位置にない場合(施錠されているのに「開」の位置になっている等)には、キーが差し込めないようになっているほか、ツマミ内にシリンダーが内蔵されているため、既存のサムターン台座への取り付けも容易となっている。
来年4月からは、住宅性能表示制度の項目に「防犯」が加えられることなどから、現在、同製品に対して受注済み、内定済みを含めて多数のハウスメーカーから高い関心が寄せられている。
また、同社では、居住者の転出入の多いアパートやマンションなどに向けて、錠前を取り替えることなく住戸キーのみを変更できる「グランブイ(GV)シリンダー ユニバーサル・キーシステム(UKS)」を開発した。
グループ内の住戸キーを自由に選択することができ、何回でも住戸キーを変更できるシステムで、来年夏からの本格展開を予定している。

(2005年12月25日号)


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