[バイパス解錠]日本ロックセキュリテイ協同組合の見解

 警察庁が発表した「カム送り解錠(バイパス解錠)」に関する一連の報道を受けて、日本ロックセキュリテイ協同組合(二上 敏夫理事長)は会員企業(613業者)へ「バイパス解錠(カム送り)対策について」とした見解を示した。その内容〔骨子〕を抜粋した。
「ドアにある錠前のシリンダーカラーとドア面の隙間から特殊な針金等を差し込み、錠ケース内部のカムを操作し解錠されるという新手の手口が警察庁より発表されたが、実際にパイバス解錠被害があるか否かの状況は不明だが、今後被害が予測されるとの観点から発表を行った模様。対象製品であるか否かの判別がしづらいことや、一部新聞紙面で「欠陥」と報じられるなど、多くの一般市民が不安を抱き、混乱を招いているため、組合ではこうした状況をできるだけ改善できるよう全力で対応・対策に務めている。

今回の手口は、社会情勢の変化及び治安の悪化等によるものであり、メーカー責任(リコール)、もちろん錠前取扱業者の責任に負うものではない事を消費者に理解いただき、不安を煽ることなく、正確な情報を伝えると共に、対策部品の取り付け、錠ケースの交換そして補助錠の取り付け等迅速にかつ的確に対応できるようにして頂きたい。
また、カム送り対象製品外にも、郵便受けを壊す、ガラスを破る等し、内側のサムターン回転による解錠手口も認知されております。サムターンをカバーする部品の取り付け、両面シリンダーへの交換(消防法に抵触するか?)等も進めているほか、バールでのこじ開け等荒手の手口もあり、弱いドアを守り、ドロボーに狙われにくくする為、『ワンドア・ツーロック、スリーロック』を推奨し、各地域において組合員は専門業者としての信頼に応える技術を持って、この対策に当たって頂きたい。

(2002年9月25日号より)

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