太陽光発電の普及に向けて新工場建設

三菱電機

mitsu080925.jpg 三菱電機(東京都千代田区、下村節宏社長、рO3・3218・3380)は、太陽光発電システムの急速な需要拡大に対応して、太陽電池セルの生産能力を拡大。中津川製作所飯田工場(長野県飯田市)内に新たに太陽電池セル第2工場を建設する。
 2011年度中に、現在の年間生産能力150MWの4倍にあたる600MW体制確立を目指し、これまで2012年度中の確立を目標としていた500MW体制への設備投資計画を上積みして前倒しする。2011年までに太陽光発電システム製造設備に約500億円を投資する計画。
 工場は建築面積5710u、延べ床面積約2万4000u。竣工予定時期は2009年12月。屋上には太陽光発電システムを設置し、生産におけるCO(2)排出量を削減する。
 同社は、生産体制の強化を進めるとともに、世界最高の光電気変換効率(太陽光の光エネルギーを電気エネルギー(直流)に変える効率)18・6%を達成した多結晶太陽電池セルを今後製品化し、業界トップの電力変換効率97・5%を誇るパワーコンディショナ(太陽電池モジュールで発電した直流電力を一般家庭で使用する交流電力に変換するインバータ)と組み合わせて、効率の良い太陽光発電システムのさらなる普及促進に努め、地球環境保全と持続可能型社会の実現に貢献していく方針。また、薄膜太陽電池についても研究・開発を進めており、市場動向を見極めつつ、事業化を判断していく。  

(セキュリティ産業新聞2008年9月25日号より)

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