検挙件数前年比130件減も、不正誘引120件増加

警察庁

 警察庁ではこのほど、いわゆる出会い系サイトに関係した事件の検挙状況について発表。
 平成20年上半期の検挙件数は777件で、前年同期と比べて130件(14・3%)減少。出会い系サイトを利用して犯罪被害にあった児童は356人で、前年同期と比べて248人(41・1%)減少。
○特長
・検挙件数777件のうち、児童買春・児童ポルノ法違反が319件(児童買春284件、児童ポルノ35件)と最も多く、検挙全体の41・1%。
・出会い系サイトへのアクセス手段として携帯電話を使用した被害児童は、356人のうち350人で98・3%。
○出会い系サイト規正法違反の検挙件数等
・不正誘引(法第6条)…平成20年上半期の検挙件数は159件(前年同期比+120件)であり、このうち、児童による誘引は74件(前年同期比+53件)
・事業者に対する是正命令(法第10条)…是正命令はなかったものの、法第7条(児童の利用の禁止の明示等)又は第8条(児童でないことの確認)の措置義務に違反していると認められる16サイトの事業者に対し警告を行った。
○今後の対策
・不正誘引の早期発見、検挙及び削除に向けた出会い系サイトへのサイバーパトロールの強化。
・関係省庁等と連携したフィルタリングの普及啓発活動の強化。
・「インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律の一部を改正する法律」の的確な施行及び児童の利用防止等に関する広報啓発活動の推進。
・出会い系サイト以外のサイトで児童被害が相当程度発生しているサイト事業者に自主規制を講じるよう指導を継続。

(セキュリティ産業新聞2008年9月10日号より)

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