7月のコンピュータウイルス届出状況

IPA

 IPAは、7月のコンピュータウイルス・不正アクセス届出状況を取りまとめた。ウイルスの検出数は、約19・1万個、前月の約23・6万個から19・1%の減少。また、届出件数は、1448件となり、前月の2002件から27・7%の減少となった。  検出数の1位は、W32/Netskyで約18万個、2位はW32/Mytobで約3000個、3位はW32/Mydoomで約2000個。不正アクセス届出状況は19件。そのうち何らかの被害に合ったものは18件。不正アクセスなどの相談件数は49件で、そのうち何らかの被害にあった件数は26件。

 被害状況の内訳は、侵入6件、DoS攻撃2件、アドレス詐欺2件、その他8件。
 侵入届出の被害は、SQLインジェクション攻撃を受けて結果としてウェブページコンテンツを改ざんされたものが2件、他サイト攻撃の踏み出しとして悪用されたものが3件、ftpサーバ経由で侵入され、ウェブページコンテンツを改ざんされたものが1件。侵入の原因は、脆弱性によるものが2件、推測され易いパスワードが破られたものが2件、サーバのネットワーク設定の不備が1件、ftpアカウント情報の悪用によるものが1件。

 そのほかの被害として、オンラインサービスのサイトに本人に成りすまして何者かがログインし、サービスを勝手に利用されていたものが5件(ネットオークション3件、オンラインゲーム2件)。

 7月の相談総件数は1387件で、過去最多の件数となった。そのうち「ワンクリック不正請求」に関する相談が457件(前月比+85件)と大幅に増加し、過去最悪となった。その他は、「セキュリティ対策ソフトの押し売り:行為に関する相談が14件(前月同)、Winnyに関する相談が4件(前月同)。

(セキュリティ産業新聞2008年8月25日号より)

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