防犯環境設計とは

防犯環境設計とは、建物や街路の物理的環境の設計や再設計を通じて、地域の安全性を向上させたり、犯罪に対する恐怖を取り除いたり、犯罪を助長する要因を除去したりするものです。住民や警察、地方自治体などによる防犯活動と合わせて総合的な防犯環境の形成を目指すものといわれています。

防犯環境設計の原則は7つに分けられます。

領域性の確保(Territoriality)
住民に交流、警戒、不審者の監視を促して、部外者が侵入しにくい環境をつくる。
監視性の確保(Surveillance)
不審者や不審な行動を見極める能力を育てる。
地域活動のサポート
住民が公共の施設を意図したように使用することを促す。
建物などの所有の明確化
公共施設などと私的なものを明確にして所有をはっきりさせる。
アクセスコントロール/対象物の強化
出入口や窓の錠や扉、ガラスなどを強化し、施設などへの侵入を防ぐ。
環境
周辺環境を考慮し、紛争集団の施設利用を制限するような設計または場所の選定
イメージ/メンテナンス
施設などを清潔にし、維持管理を適切にする。

日本流にいうなら、「防災まちづくり」の手法だといえましょう。

 

セキュリティ産業新聞から


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